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確かに「フィッシュスチック」はかにの味がする商品である。
しかし二代目社長勝一がめざしたものは決して「○○もどき」といわれるような模造品を
つくることではなかった。「かまぼこ」という固定概念にとらわれず、もっと広い視野で
新しい 商品開発をしたい。そのひとつがかにの味がする「フィッシュスチック」であり、
勝一の商品開発のまなざしは常に一歩先を見つめていた。
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[ 浜の松茸 ]
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まず最初に手がけたのが[浜の松茸]。これは松茸の風味をたくみにいかし、かまぼこと調和させたものである。当時から松茸は高根の花。産地として有名な広島でさえ高級品で、庶民の口にはなかなか入ることがなかった。ちょうどそのころ、松茸エキスが開発され、勝一はそれに目をつけた。
松茸エキスを使い、海と山の幸をうまくミックスさせた商品をつくりあげたのである。サイズも普通のまつたけより小型化し、碗種や茶碗蒸しに使いやすい大きさを考案。これは料亭や旅館などプロの間で高い評価を得ることとなった。
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| [ かに小袖 ] |
「かに小袖」はきくらげを魚肉に散りばめ、カニのフシ肉を上部にのせた商品である。その名の通り、あでやかな小袖の雰囲気とともに、カニ肉の入った贅沢な味わいが信条だ。「フィッシュスチック」の数年前に開発された商品で、カニ肉を使うきっかけとなったものでもある。 |
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| [ さざれ石 ] |
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「さざれ石」は、かまぼこの中にチーズときざみねぎを入れた人気の商品である。生ねぎというのがポイントで、生ねぎとチーズがしっかりとけあって味のハーモニーを奏でている。試作品では乾燥ねぎも使ってみたが、香りも色も劣る。そこで、香りを残しながら生ねぎを練り込む方法を研究し、今の形ができあがった。生ねぎとチーズのほかにもいろいろな組合せが検討されてきたが、今のところ、この黄金コンビを超える組合せはまだ出てこない。
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| [ サラミチーズ ] |
「洋酒のつまみになるような商品をつくりたい」という思いから商品化されたのが「サラミチーズ」。チーズでサラミをはさんで魚肉で包み、油焼きで仕上げた洋風かまぼこである。チーズとサラミが程よく溶け合って、ワインやウイスキーなどの洋酒に最適の味に仕上がっている。
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| [ 玉つぼみ ] |
うずらの卵を魚肉でくるみ、さらにベーコンで巻いた珍味蒲鉾。フライパンや直火で軽く暖めると、ベーコンの香りが際立ち、風味もアップ。お酒のおつまみ、おかずやお弁当の一品に…用途の広い商品である。
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| [ 厳島 ] |
「日本三景 安芸の宮島」をイメージして作られた商品。妥協せず追及した豊かな味わいは、「お客様に本当に喜んで頂ける"美味しい"商品を作りたい」との思いが込められている。みやげ・贈答品として親戚・知人に贈るだけでなく、自らもファンというお客様も多い。
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その他、魚肉に卵の黄身などを散りばめたものなど、その種類は20種類に及ぶ。
これらは「より新しく、より美味しいものを、より多くの人に喜んでもらいたい」という勝一の思いが実を結んだものなのである。
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